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中古車査定に関わる組織と人

買取査定 この記事は約 6 分で読めます。 22 Views
査定に関わる人・組織

一般財団法人・日本自動車査定協会という組織を、ご存じでしょうか?一見、私たちの生活には無縁の組織のように思えますが、実は、私たちが中古車査定を依頼する際に、密接な関わりを持ちます。

それというのも、私たちが以来する中古車査定というのは、一般に、中古自動車査定士という資格所持者によってなされるのですが、この中古自動車査定士を認定する試験を実施しているのが、日本自動車査定協会であるわけです。

一般社団法人日本自動車査定協会(JAAI)とは

中古自動車査定士は、業務・名称独占資格でも、その所定割合の資格保有者を配備しなければならない必置資格でもありませんので、この資格を保有していないからといって、中古者査定を行ってはならない、というわけではありません。

ただ、この資格は経済産業省と国土交通省の「指導」によって(この指導に法的拘束力はありませんが)、その資格認定基準の全国的統一が図られていますので、どこの地域・どこの店舗でも同一の基準によって査定が行ってもらえるという、ひとつの「保証」を提供するものとなります。

ゆえに、中古者販売・中古者買取業者のほうも、中古者査定をするにあたって、この資格を有しているか否かという部分を、ひとつのアピールポイントにすることが出来、なおかつ、行政の側も、消費者の側も、この中古自動車査定士の資格保有者が査定をおこなうことを望んでいる、という構図になっています。

中古自動車査定士となるためには、学科試験・実技試験を受けてそれに合格したのちに、日本自動車査定協会に登録を行うことによって、はじめてその資格の認可が行われることになります。

一般社団法人日本中古車自動車販売協会連合会とは

一般社団法人・日本中古自動車販売協会連合会(通称:JU=Japan Used car dealers association)という組織をご存じでしょうか。この組織は、中古車査定の際には、そこまで私たちには関係してこないのですが、中古者を買うときに、私たちと縁が出てくる組織です。

要するに、中古者販売業者において、中古者を買う際、その手配・案内・説明を行ってくれる担当者として、中古自動車販売士なる資格を有する人に出会う機会があるのですが、その中古自動車販売士の資格を認定する機関が、日本中古自動車販売協会連合会であるわけです。

この組織の設立は1971年(団塊ジュニア世代と呼ばれる人々の出生年ですね)に設立され、1976年に、現在の社団法人(2013年4月より一般社団法人)のかたちをとりました。現在、全国に約1万ほどの事業所が存在している、巨大組織であると言うことが出来るでしょう。中古自動車販売士の資格認定のみならず、オートオークション場の建設およびその運営事業を担い、年間2百万台もの車両取引を実施しており(どちらかと言うと、こちらが主業でしょう)、さらには、1992年より、発足20周年を記念するかたちで、交通遺児育英基金の運営実施も行っています。

近年は、大型車に対して、税制規制(NOx税など)で新車移行が促されるという流れにある反面、小型車に関しては、中古者優位の市場が形成されていますので、中古自動車販売に関する整備役として、おそらくこの日本中古自動車販売協会連合会の役割(権益?)はますます強固になっていくことになるでしょう。

中古自動車査定士って?

法的にその義務が定められているわけではないものの、中古者査定を担う人物は、一般に、中古自動車査定士という資格を有している場合が多いです。法的に業務独占・名称独占の権利が定められているわけではなく、その資格保有者の設置は、業者の任意でしかないわけですが、行政による指導によって設けられている資格でもあり、半・公的資格と言うことが出来るでしょう。

この資格には、小型車査定士と大型車査定士の二種類があり、小型車の場合は、毎年2回、大型車の場合は年1回の試験が実施されています。試験の実施主体は、一般社団法人・日本自動車査定協会(JAAI)であり、公益社団法人というわけではないので、本資格をストレートに公的資格と呼ぶのは、ややはばかられるのですが、行政による指導に基づいた運営が行われているので、先に半・公的という言葉を用いました(ネット上などで本資格を『国家資格』とする記述がありますが、国家資格は法律=国家の意思決定がその資格の根拠となっているものを一般に指しますので、そのような記述は適切とは言えません。少なくとも広義に解釈する何らかの但し書きが必要となります)。

さてこの中古自動車査定士試験の内容は、査定制度や査定基準、自動車の構造・機能などについての学科試験と、乗用車・貨物車に対する査定実技が課されることになります。小型車査定士を受験するには、普通免許以上の有資格が必要であり、また大型車査定士を受験するには、大型第1種運転免許以上の有資格者である必要があります。

中古自動車販売士って?

中古自動車査定士に似た名称の資格として、中古自動車販売士というものがあります。前者が査定を行う専門資格であるのに対して、後者が、中古自動車販売に際して、適正な車両取引を監査し、なおかつ消費者に中古車についての重要事項を説明する役回りが期待される専門資格です。

資格としては若く、2011年から日本中古自動車販売協会連合会によって、その認定が開始されました。

この資格は、中古自動車査定士と同様、法によってその業務独占・名称独占が画定されているような国家資格ではなく、あくまでも民間資格に過ぎませんが(中古者販売を行う際に法律によって定められる要件は、古物商許可証の取得です)、消費者が、業者選びの際のひとつの信頼に足る指標として、その導入が図られたものです。

この中古自動車販売士の受験資格は、日本自動車販売協会連合会の会員販売店に所属しつつ、中古自動車販売の実務経験が1年以上で、普通自動車1種免許以上を有していることが必要です。この資格は、合計5時間の研修を受けたのちに、筆記試験が課せられ、それに合格すれば資格が与えられる、というもので、その方式は普通免許の取得プロセスに似ていると言えるかも知れません。

また、冒頭に名前を挙げた中古自動車査定士の保有車は、その試験の免除がなされ、会員販売店に所属さえしていれば、基本的に販売士として認可が与えられる、という減免制度があります。販売士がいるお店には、その罪責を示すバナーやのぼりなどが配布され、消費者はそれをすぐ判別できるようになっていくようです。

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